実物とはちょっと色合いが違うかもしれません…。
ムーンルージュって…?
- 中野市、吉家雄一氏が「いろどり」×「ふじ」より育成
- 11月上旬〜中旬
- 300〜350g
- 果皮は黄色。果肉が赤くなると外観が薄いオレンジ色に変わる。
- 果肉は桃〜赤色に着色
- 糖度14.2% 酸0.52%と濃厚な味
- 普通貯蔵で60日位
植木農園2020秋〜2021春パンフレットより
とのことです。
ちなみにこのブログに訪問する人の多くが上の記事への訪問です。
何と言っても果肉が赤く着色することが一番のセールスポイントです。果皮が黄色いので外観で中が赤いかどうか分かるのは生産者にとっても消費者にとってもうれしいですね。
しかし肝心の果肉の着色のメカニズムがよくわかりません…。普通のリンゴみたいに葉っぱを摘んだり太陽に当ててあげれば赤くなる。ということでも無いようです。個人的には温度差とかある程度の低温みたいなところがキーになっているのかも?と思いますが真実はわかりません…。
「赤果肉」という紹介を多くされますし、このブログでも「赤果肉」と紹介していますが実際は「桃色」に近いと思います。切った状態で出てきたらモモだと思います。多分。
見た目も楽しいこのリンゴですが味も美味しいです。
リンゴの代表といえば「ふじ」ですが「ふじ」とはまた違った味わいです。アルバイト先の飲食店の方に食べていただいたら「味が濃い!」という感想をいただきました。
濃厚な甘さと程よい酸味。という感じでしょうか。無意識に食べたときはメロンかと思いました。みずみずしさは「ふじ」に劣るかな?と思いますがその分濃厚です。
外観はリンゴ、切ったらモモ、食べたら…?リンゴ?今までのリンゴになかった味わいだと思うのでぜひ食べてほしいなと思います。
超個人的なムーンルージュ紹介
表面まできれいに着色していたり着色していなかったり、切ると着色していたり。
着色の程度はあっても切ったらリンゴに色がついているというのはサプライズ感があるものです。
見た目も楽しくて食べても美味しい「ムーンルージュ」ですが私からするとマジで「謎の品種」です。
今年しっかり花が咲いて結実したので観察していましたが
- 6月から渋みが無くて結構美味しい。
- 9月にはめっちゃ甘くなってる。(酸味が皆無)
- 9月10月くらいから果実がなんだかやたらと硬い。収穫時期になっても硬い。
- 日焼けみたいになったところはしぼんでいく
- 異常に果肉が赤いやつがいる。逆に全く赤くないやつもいる。
- 果肉が赤くなっている部分は酸味が程よく入ってやたらと美味しい。
- 果肉が白い色のままの部分は酸味が無くてひたすら甘い。
- 北側のほうが赤かったりする。
- やたらと炭疽病にかかる。
こんなところです。他の品種をしっかり観察したことが無いので一概に言えませんが他の品種には無い形質があるのでは?とか思ってしまいます。
確実に果肉が赤くなる方法があったら誰か教えてください…。
どうやって販売していこうか思案中です…。
コメントを残す