りんご無差別級食味調査

ジョーク的なものと理解した上でお読みください。
この記事を書いた人は特殊な訓練を受けているわけでも胃が特別強いわけでもありません。
収穫期以前の果実等を食すことにより腹をこわす、体調を崩すことがあっても当ブログは責任をとりません。

夏、収穫期など程遠いりんごの味とは…。

座礁、ミツバチ、酒、りんご

2020年6月18日

先週の記事の「滅、りんごのお酒」を書いているときにふと思いました。

「収穫期前のりんごでお酒を作るのは理屈ではなんとなくわからんでもない。しかし、誰も食べ比べたりしてうまい、まずいを評価した奴はそんなにいないはずだ。」

まずいに決まっているんです。うまかったらもう収穫して良いわけですから。

だけど食べ比べは面白いんじゃないか。

万が一食える品種があったらおもしろいし。

 

炉、食べてみればわかる

こういう「わかったところで何にもならない」「結果は目に見えている」ってことを実際にやることは現実「役に立たない」わけですが実際にやるのは楽しいんですよね…。

今の時期、作業が順調に進んでいれば樹になっている果実は収穫まで大切にされる優秀な果実たちです。

なので本来はむやみに採ったりしてはいけません。

我が園は作業が大幅に遅れているとみえて落とすべき果実がたくさん樹に成っています。

落とすべき果実なので今回は気兼ねなくかじりました。

…。

こんなことを始めようと思ったこと、かじったことを後悔した瞬間が確かにそこにありました。

でも、この品種は食えるかもしれないと思い続けて幾つかの品種をかじり続けました。

冬、主観による結果一覧

大抵のりんごは「かじる」→「吐き捨てる」ことしかできませんでした。

渋いです。

渋いってのは基本の味(甘い、酸っぱい、塩辛い、苦い、うまい)には入らない(wikipediaより)ようですが口に入れた瞬間に吐き出したくなる感覚であることは間違いないでしょう。

未熟な果実を食べて腹を壊さないようにという人間の防衛の本能も感じられます。

さて、結果です。主観によるので正確ではありませんし、指標もありません。ジョークみたいなものだと理解した上で読んで下さい。

ムーンルージュと炎舞は摘果も終わってたし量も多くないからあんまりやりたくなかったんだけど…。

 

現時点での食味ランキングと評価

  1. ムーンルージュ
    晩生だが現時点で唯一食べられる。超早生から超晩生まで収穫できる可能性のある意味不明な品種の可能性が出てきた。摘果した果実でシードル作るなら圧倒的候補。
  2. シナノリップ
    圧倒的な食感のよさ。早生としての品種の立ち位置を辛うじて守った感じ。渋みがもう少しなければ食べられると評価したいところ。
  3. 王林
    可もなく不可もなく。かじった瞬間は「こいつは食べられそうだ」と思った。しかし、咀嚼したら渋みが口中に広がりアウト。

 

扇、詳細調査と継続調査の必要性

現時点で「落とすべき果実」と「最後まで残す果実」で味は変わらないという前提ではあります。

開花時期、収穫時期も品種により様々なので一律に評価すること自体が間違いのような気もします。

「満開よりn日」、「満開よりn日後を収穫と仮定した場合、収穫m日前」って感じに結実から収穫までの期間を相対的に把握してみても良いかなと思いました。

一回に一個だと個体差があるのである程度個数がないと本格的な調査とは言えないだろうし、そんなこといったら中和滴定なんかして酸の具合を客観的な数値としてみたいな。とか思いますが、現実問題不可能なので忘れましょう。誕生日プレゼントは中和滴定セットが良いです。

調べるごとに「最後まで残す果実」が減っていくことになるので頻度は多くやりたくないですし、美味しいものを食べるわけではないので頻度は多くやりたくないです。

でもどこで「口の中に入れても不快でない」「咀嚼可能」「食える」「うまい」と変化するのか正直気になります。

ここまで書いて思いますがくだらないことやってるな…。

以上。

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