りんご無差別級食味調査 その2

相変わらず個人的な役に立たない記事です。食味の明確な指標も無ければ、真似してお腹を壊しても一切の責任を取りません。

販売されている一般的に「食べごろ」と言われるりんごを食べましょう。

夏、継続の意味

りんご無差別級食味調査

2020年6月24日

こちらの記事から始まった役立たず調査2回目です。

雨が続いたり本人のやる気が無かったりして調査日に開きがあります。参考にする人はいないとは思いますが念押しとして「正確な記事である保証はどこにもありません。」

継続の意味は多分ありません。それでも言うでしょう「継続は力なり」このブログを見る人はいるかもしれませんがこの記事を見る人は殆どいません。いや、全くいません。それでも続けるのはタダのメモです。好き勝手行きましょう。

研究も調査も開発も根気が大事です。どうせ役には立たないでしょうが個人的な発見は多いです。

本当はこの時期にもデンプンの量の調査とか酸味の調査とか糖度調べたりやってみたいな…(時間も機材も無いのでムリ)

 

炉、食べた感じ一覧

面倒なので並びはバラバラ、各品種のリンクももう張りません。もちろん2020年調査

  • 品種(調査日)
    評価********************。な感じで記述します。
  • 紅玉(7/16)
    酸味が強い。渋いわけでも無いが美味しくない
  • 千秋(7/16)
    酸味あり、渋みあり、歯切れはよく意外と食べられる。
  • ふじ(7/16)
    渋い。酸味は控えめだけど美味しくない。ちょっとパリッと感がある。だけど硬い
  • メイポール(7/19)
    食感は悪くない。渋さと酸味が強く食えたものでは無い。
  • 陽光(7/19)
    酸味あり、少しの渋さ、硬い印象、口の中に残るデンプンっぽさ
  • シナノピッコロ(7/19)
    酸味あり、少し渋い。食感は悪くないが皮に比べて果肉が柔らかい感じ?デンプンっぽさが残る。
  • 王林(7/19)
    食感が良い。酸味が少なくて食べやすい。果肉は柔らかい印象だけど皮が残る。口に残るデンプンっぽさはあるが結構美味しい。
  • シナノゴールド(7/19)
    酸味と残るデンプンっぽさが強くて食感は悪くないが美味しくない。
  • シナノスイート(7/19)
    酸味はない。口に残るデンプンっぽさが強い。食べられない訳ではない。
  • シナノリップ(7/19)
    文句なしの食感。程よい酸味、少しデンプンっぽさが残るが風味もよく食える。うまい。
  • つがる(7/19)
    食感が非常に良い。しかしシナノリップには劣る。酸味は無く少しデンプンっぽい。現時点でシナノスイートに味が似ていると感じたが圧倒的に現時点のつがるのほうが美味しいと感じた。
  • 炎舞(7/16,7/22)
    酸味は少ないが硬い。美味しいわけでは無い。(酸味の少ない柑橘系の香りがするようなしないような)
  • ムーンルージュ(7/16,7/22)
    酸味あり、デンプンっぽさが口に残るが食べられる。果肉も硬いが皮も硬い。(ずっとかんでいると皮だけ残る、初夏のりんごの香りがするようなしないような)

デンプンっぽいってのは炊いていないコメをそのまま食べたときに口の中になんか残る感じをイメージしてもらえればいいかな…。あんまり良い説明ができませんが「デンプンが分解されて糖に成って糖を甘く感じる」わけなのでまだ十分熟していない、未熟な味と理解してください。

冬、で?どれが美味しかった?

  1. シナノリップ
    文句なしの美味しさかと思います。収穫期も遠くないのでそろそろ美味しく成ってもらわないと困ります。
    甘みを強く感じる訳では無いが程よい酸味と食感の良さが光りました。美味しいと感じるのは味だけでなく食感も非常に大きく作用するのだと再認識させられました。
  2. つがる
    こちらも収穫期が近づいてきた品種。酸味は無いがやはり食感が光る。収穫期が近づきデンプンっぽさが甘みに変わったとき「うまい!」と言わせてくれるだろう。
  3. 王林
    可も無く不可も無く。食感も悪くない。別に美味しいわけでは無いがりんごっぽい感じはする。

 

前回トップだった「ムーンルージュ」は3番手として王林と迷ったが王林のほうが酸味が無い分食べやすいと感じた。酸味とデンプンっぽさはデンプンっぽさがあればあるほど「美味しくない」と感じるのかもしれない。

「酸味+デンプン感」と「デンプン感」だったら後者のほうが食べやすいに決まっている気もする。

「程よい酸味+デンプン感」と「デンプン感」でも後者のほうが食べやすいと感じる気もする。

正直意見には個人差があるし、真面目な調査でも無いので悩む必要もない。

 

扇、美味しさの定義はどこだ。

美味しくないものを食べていて「美味しい」の基準がわからなくなってしまった。

前回に比べると「食べられない」ものはなくなった。食べた瞬間吐き出すような品種はこの時期になるともう無い。

前回感じたのは「渋さ」今回感じたのは「口に残るデンプン感、そして果実の硬さ」

りんごの収穫時期の指標として「デンプンの残り具合指数」的なものはよく使われる。確かにそのとおりだと実感した。デンプンっぽくないやつはうまい。

食感も美味しさに直結していると思わされた。程よい食感ってものはやっぱりある。もしかしたら食感で損している品種なんてのもあるかもしれない。多分無い。逆に味は微妙だけど食感で得している品種もあるかもしれない。多分無い。

酸味は早い段階から果実内に存在してその他の部分が「渋み→デンプン感→甘さ」となるのだろうか。

硬いと感じた品種が食感が良くなる瞬間がいつ来るのか楽しみだ。

美味しさの定義は食感も酸味も風味もその他の要素も全部ひっくるめたバランスなので一概に言うことは難しいだろうと思ってしまった。この記事を見る人はいないだろうから悩む必要も無いんだけど。

今回も「甘さ」はあまり感じなかった。「甘い=美味しい」で無いことは自分の中では明白だが今までの評価基準に「甘さ」の評価が加わるのは楽しみだし面倒くさい。

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