【筆記編】第二種電気工事士は独学で取得できた【おすすめテキスト】

独学のためのおすすめテキスト

第二種電気工事士筆記試験合格のために使ったテキストは1冊です。内容もそんなに変わらないと思いますが一応最新の物を購入しましょう。(僕は2015年版を利用)

コレ

コレだけです。

このテキストは試験に合格するために作られたテキストだと思います。

合格のラインの60%までどうやって得点を積み重ねるかに重点をおいて書かれています。

多くの人が得点を取りやすい配線図の記号、材料から入って器具、工具。そこから配線設計、施工の基本。

検査方法、法令ときて複線図という流れで進みます。

実際の試験では最初の方に出題される電気の基礎理論はこのテキストでは一番最後に取り上げられています。

基礎理論は正直、イメージし辛く(特にインダクタンスやらインピーダンスやら)この電気基礎理論がテキストの最初の方に書かれていたらおそらく1週間もたたないうちに挫折します。

学習も進み、ある程度電気のことについて知識がついてきたところに一番理解が難しい基礎理論が来るので学習初期に取り組むよりは圧倒的に理解しやすいと思います。

それに合格ラインの60%ということを考えると基礎理論で長い間つまずくより、他の部分の理解をより深めたり、全体で60%から70%取るための対策をとったほうがいいこともわかります。

 

複線図は書けるようしたほうが絶対に良い。

鑑別問題は得点源ですのでしっかり覚えましょう。実際の器具を見たほうが実感も持てるのでホームセンターに行って「コレがVVF用ジョイントボックスか」とやるのもおすすめです。

資格合格への道のりを考えると筆記試験のうちに理解しておきたいのは複線図の書き方だと実感しました。

筆記試験で出題される複線図の問題は時間がかかる割に配点は2点です。なので得点を伸ばすという意味では厄介な問題だと思います。

しかし、複線図の書き方は技能試験でも問われます。

技能試験で複線図の書き方が完璧に理解できていれば覚えることはほとんどありませ

技能試験でも知識が使えることを考えると準備期間内での学習コストは高いと思います。

 

やることは

  1. 接地側電線(白)を負荷とコンセント(長)に繋ぐ
  2. 非接地側電線(黒)を点滅器(スイッチ)とコンセント(短)に繋ぐ
  3. 負荷と点滅器を繋いで回路を完成させる。

これだけです。

試験問題だといろんな器具がくっついてきますが問われている配線とは関係のない部分が多くあります。

余分なところを切り離してシンプルに考えるのがポイントだと思いました。

それとメモは細々書かずに大きく場所をとってわかりやすく書くこと。「この線は…?どっちだ…?」と後々悩まないようにしましょう。

 

 

あとは問題を解きまくるだけだ!

テキストの最後の章は頻繁に出題される問題がずらりと並んでいます。

実はテキストの半分はこの問題集です。

似たようなパターンで出題される事が多いのでこの問題集を完璧にするだけでもかなりの力がつくと思います。

試験本番で「あ!これテキストでやったやつだ!」と全く同じ問題も出題されていました。

テキストの問題の他に過去問にも取り組みましょう。

過去問は電気技術センターが過去の問題と回答をインターネット上に公開してくれているので思いっきり利用するのが良いと思います。

時間を計りながら試験まで時間のある限り。

苦手や理解が不十分な部分があればテキストに戻って似た問題をいくつか解くのが良いでしょう。

 

 

僕の場合

  • 2月、受験を決めるテキストを始める。
  • 3月、問題に取り組み始める。暗記カード作って暗記する。
  • 4、5月、テキストの問題、過去問をひたすら解く
  • 6月受験

5月は地元の消防団の活動もあり十分な時間が取れないことがわかっていたので4月までの帰還に集中しました。

 

受験当日思ったこと

  1. 駐車場はどこ?
  2. 問題用紙がデカイ
  3. 色んな人が受験してる

1は事前に調べておきましょう。車で来ることがあまり推奨されないこともあります。「近くのスーパーやコンビニに停めればいいや。」はやめましょう。非常に迷惑です。

2問題用紙はB4サイズ(開けばB3)でした。余白も多く、計算のメモには困りません。持ち帰り可能。

 

 

本番では緊張せずに自分のやってきたことを発揮するのが一番です。

 

無事に合格したら楽しい技能試験が待っています。

第二種電気工事士受験体験記【技能編】はこちら

【技能編】第二種電気工事士は独学で取得できた【実際にした対策】

2018年10月9日

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