【技能編】第二種電気工事士は独学で取得できた【実際にした対策】

筆記試験から帰ったら早いうちに自己採点をして技能試験に進めそうか調べましょう。

合格していそうなら早速技能試験の対策へ進みましょう。工作しているみたいで結構楽しいです。

技能試験は候補問題も公開されますし対策しやすいと思います。

つまり、技能試験は練習した者は受かる。練習不足の者は落ちる。練習量がものを言う試験だと感じました。

できるだけ早く工具、材料等を揃えて練習時間をおおく確保できるようにしましょう。

技能試験のために買ったものリスト

買い揃えるものはテキスト、工具(+試験用お役立ちアイテム)、練習用材料です。

テキストは筆記試験と同じシリーズ
ぜんぶ絵で見て覚える第2種電気工事士 技能試験すい~っと合格(2018年版)~入門講習DVD付~

工具はHOZANの試験用セットでいきましょう。
【Amazon.co.jp限定】ホーザン(HOZAN) 電気工事士技能試験 工具セット DK-18AZ DVD・復線図ハンドブック付

試験用お役立ちアイテムもかなリおすすめ。 (特に合格ゲージ)
ホーザン(HOZAN) 合格ゲージ 電気工事士試験の時間短縮に 適応P-958/957 P-925
ホーザン(HOZAN) 合格クリップ 圧着作業前に接続の事前確認ができ、誤接続を防ぐことができる 入数:10個 専用ホルダー付 P-926
ホーザン(HOZAN) 合格マルチツール DK-200 第二種電気工事士技能試験用 電工試験

練習用材料も売っています。
準備万端 (2回練習分) 平成30年度 第二種電気工事士技能試験練習用材料 「全13問分の器具・電線セット」

 

テキスト【ぜんぶ絵で見て覚えるシリーズ】

筆記試験でも利用した「ぜんぶ絵で見て覚える」シリーズ。

図解が多く直感的に理解することができます。理解が早いほど実際に手を動かす時間も増えますのでおすすめです。

DVDもついていたので初心者でも作業に取り掛かりやすかったです。

 

工具【HOZANの試験工具セット】

よく言われているのが「VVFストリッパーは絶対必要」。そのとおりだと思います。

制限時間も厳しい技能試験では道具を揃えるだけでグッと合格に近づくと思えば安いものです。

その他にも揃える工具はありますが、何が必要か考えていたら練習時間が減ってしまいます。

技能試験ではじめて作業する独学の人は迷わずにコレを買っておきましょう。間違いないです。

 

練習用材料【準備万端】

僕は2回練習分を購入しましたが、1回分との違いはケーブルや圧着端子等の消耗品が増えるくらいでした。

1回分を買って不足分はホームセンター等で補充するのも良いかもしれません。

2回練習分を買ってケチケチしながら3回練習しました。

 

お役立ちアイテム【スピードアップのために】

コレは人によりますが僕は「できることなら1発で合格したい」という気持ちが強かったのでとりあえず色々買ってみました。(合わなかったら使わなきゃ良いやくらいの気持ちで。)

合格ゲージ

コレはおすすめできます。VVFストリッパーに装着して使います。

VVFストリッパーに絶縁電線を挟んだ状態で長さを測ることができるので
絶縁被覆を剥ぎ取る長さを測る → 剥ぎ取る

の流れが非常にスムーズになります。

「ちょっとのことでしょ」と思うかもしれませんが絶縁被覆の剥ぎ取りは実技試験の中でもかなり回数の多い作業ですのでここの「ちょっと」が大きな時間短縮に繋がったと勝手に思っています。

 

 

合格マルチツール

使う工程があれば役に立ちますが工具を持ち替えることに変わりはありません。なので通常の工具と両方使ってみて使いやすい方を使えばいいと思います。

僕は最終的に絶縁ブッシングの取り付けに使いました。不器用な僕にはとてもありがたいツールでした。

 

 

合格クリップ

コレはあまり使いませんでした。4本を圧着端子で接続するときに使ったくらいですね。

ケースの中に3個ほどお守り程度に入れておきました。

 

技能の練習はこうやった!!

技能は実際に練習した量が合格に直結します。できるだけ長い時間工具に触れて手に覚え込ませましょう。

複線図の理解が必須ですが筆記試験と違うのは線の色と長さ、種類が指定されることです。

試験と同じように椅子に座って机で作業してください。本番の作業スペースは狭いですが自信がつくまでは広い作業スペースでミス無く作業することに重点を置きましょう。

僕は最終的に候補問題を約3周しました。全ての候補問題を25分くらいで完成させるくらいにはやり込みました。

「うっかり」がないように毎回意識して練習していきましょう。

1周目

本当に初心者。工具の使い方もよくわからないし、VVFストリッパーを使ってもうまくケーブルが剥けない。そんな状態。

とりあえずDVDなどで基本の手順をなんとなく理解したら実際に作業してみましょう。

1回目はテキストを見ても時間がかかっても構いません。とにかく正確に作業することを意識して作業します。

候補問題は13題の中には似た作業もたくさんあり段々慣れてくると思います。慣れてきたら時間を計ってみると自分の作業スピードと要求される作業スピードがわかるのでおすすめです。

ねじなし電線管、パイロットランプ等よくわからないところはその都度確認して正確に作業できるようにしましょう。

 

2周目

タイマーで時間を計り試験時間内に作業が終了することを目標に行います。

もちろんテキストは見ずに作業して見直しまでしっかりと終わらせましょう。

その後、解答をみて欠陥がないかしっかりとチェックします。

苦手な部分があればその部分だけ徹底的に作業して苦手を潰していきます。

 

3周目

3周目は全ての候補問題に取り組むのではなく2周目で時間がかかった問題、苦手意識のある問題を何回か練習します。

出来る限り試験と同じ環境、緊張感で行いましょう。

本番の作業スペースは「横50cm✕ 縦40cm」くらいです。とても狭いです。

狭いスペースでも正確で素早い作業ができるようにしましょう。

2周目までで自信がついて飽きた人はVVFストリッパーを使わずに問題に取り組むなど、いつもと違う事をしてみるのも面白いと思います。

 

開いてる時間に

基本作業である被覆の剥ぎ取りと輪作りにひたすら取り組みました。

被覆の剥ぎ取りはVVFだけでなくVVRやEMケーブルの剥ぎ取りも自信をもってできるようにしましょう。

VVRやEMケーブルの被覆剥ぎ取りはVVFストリッパーでもできるようですが僕は電工ナイフでの作業に落ち着きました。

 

「できるかな?」ではなく「できる!!」と自信を持って本番に臨みましょう。

 

余談

本番は緊張しました。会場も筆記試験と同じだったのであまり緊張感無くできるかと思いましたが大間違いでした。

作業前に材料の確認をさせてくれます。しっかりやりこんでいれば材料を見るだけでどの作業かわかるのでそこで一旦落ち着きましょう(僕は落ち着きませんでした。)

「はじめ」の声で作業を始めましたが…手が震えました。作業中ずっと震えていました。練習のときにはなかった緊張感があるので僕のような緊張しいは120%の準備をして望むのが良いでしょう。

手の震えが収まったのは作業が全て終わった25分過ぎでした。手が震えていても手は覚えているものです…。

欠陥もなく無事に合格しました。

合格したら免状の申請も忘れずに。

 

 

で、当初の目的であった部屋のコンセントの増設は…。まだやってません…。

以上!

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