- 仮想通貨って面白そうだけど投機には興味がない
- とりあえず何か始めてみたい
- 自分で価値を作り出してみたい
逆にこんな人にはおすすめしません
- とりあえず仮想通貨で利益を出したい
- 市場の動きに興味がある
- 面倒なことは嫌かな…。
儲けてやろうとかはあまり考えずに技術的に面白そうだし世の中の決済も変わるかもしれない。
そんな考えで仮想通貨の世界に触れてみることにしました。
仮想通貨Ringo はきっちり僕が追いかけている唯一の仮想通貨です。
仮想通貨Ringoって?
公式サイトはこちら
公式Wikiはこちら
基本情報は以下
公開日 | 2014年5月25日 |
通貨の名前 | Ringo |
通貨の単位 | RIN |
総発行枚数 | 80,000,000,000(800億)枚 |
ブロック生成時間 | 60秒 |
正式名称はRingo
「りんごコイン」なんて紛らわしい名前のトークンがありましたが全くの別物です。
Twitterでは #Ringocoin でタグを作っています。#Ringo だといろんなリンゴさんが引っかかります(笑)
何を目的に作られたの?
リンゴ(実物)とトレードすべく制作したコインです
シャキっとしたリンゴが大好き
年中食べてますRingo公式ページより
というわけで実物とトレードするべく作られた仮想通貨ですね。
目的がシンプルではっきりしていたのでそれだけで魅力を感じました。
僕が存在を知ったのは2ちゃんねるみたいな掲示板サイトAskMonaの「リンゴコインが忘れ去られ過ぎなので立ててみた」スレッドでした。続きの「リンゴコインが忘れ去られ過ぎなので立ててみた ringo2つめ」もあるので興味のある人はどうぞ。
導入の方法は?
これはRingoのWikiが非常に詳しく解説してあるのでそちらに丸投げします。
ざっくりとポイントを説明すると…
- エクスプローラで拡張子が表示されていることが前提
- 圧縮フォルダの解凍は拡張子に合ったもので(.7zフォルダは7z解凍用ソフトをつかいましょう)
- Bootstrapをつかって同期を早めてあげること
- Bootstrapを入れるところを間違えないこと(win10ならスタートボタン押して「%AppData%¥Ringo¥」を入力すればok(¥は半角ね))
- 同期には時間がかかる。じっくり待とう…
同期はこれまでの取引履歴を自分のパソコンに入れてあげる作業です。同期することによって取引に参加できるようになります。
同期の時間は僕のPCで3日〜4日でした。Bootstrapがないと1週間位かかるそうです。
まだかなー。って待っている間は「%AppData%¥Ringo¥」内のblk0001.datのファイルの大きさを観察するのもいいかもしれません。
ちょっとハードルは高いかもしれません。でも作者さんの考えは仮想通貨を扱うならこのくらいの操作はしてほしいという願いもありそうです。仮想通貨のトラブルは誰かが守ってくれるわけではありませんので…。
通貨はどこで手に入るの?
同期が終わってウォレットのアドレスが分かったらRingoのフォーセット(蛇口)でRINをもらってみましょう。
今回は「Shiganai “Minor Domestic” Digital Currency Faucet」さんを紹介しておきます。
使い方はアドレスを入れてもらうだけです。
他には有志が運営しているDiscordのRingoコミュニティの#ringobot_check_ch(botチャンネル)でももらうことができます。
使い方は利用規約をよく読んだ後に
botチャンネルで「/ringot agree」「/rinbot faucet」とコマンドを打ち込んでください。
「/rinbot help」でコマンドのリストも出てくるのでそちらもどうぞ。
「ウォレット作ってみました!Ringoください!」っていうと優しい人がくれるかもしれません。
Bisqという取引所でも扱っていますがちょっとややこしいので割愛します。興味がある人は調べてみてください。
Ringoの使いみち
非常にマイナーな通貨なので使いみちも限られています。
一つには「りんオク!」があります。Ringoを使ったオークションサイトですね。
現在出品者が少ないためなんとも言えない状態です。
黙って出品しても気が付かれないことが多いのでAskMonaのスレッドやDiscordコミュニティで一言かけるのをおすすめします。
もう一つはコミュニティ内の個人間で取引する方法です。
仲介するサービスが無いのでハードルは高いですがこんな取引どうですか?と声をかけるのもいいと思います。
サービスを作ってくれた人、話題提供してくれた人に少額渡してみるのもおもしろいです。
通貨ですから使う場所がもっとあれば楽しいと思いますが、マイナーな通貨なのでまだまだ先は長そうです。
ちなみに…。
僕は今年の2月に作者さんとリンゴ5kgを7,000RINで取引しました。
その後もりんオクで何回か1kgのリンゴを取引しました。
取引してみた感想は、
- 日本円に換算したり日本円に替えることが難しい。
- そのため送料はお財布にダイレクトアタック。
- 送金、着金の確認が非常にスムーズ。
- 個人間の取引としては非常に快適だった。
日本円に変わらなくてもRingoで完結する経済があるとすごく面白いですがそれは相当先になりそうです。
みなさんもRingoを使って取引してみてはどうですか?「習うより慣れろ」です。
まとめ
- Ringoは実物のリンゴとの取引を目標に作られた通貨
- 導入はRingoのWikiを見ながらチャレンジ!
- 同期はじっと待つ…
- コミュニティに参加して楽しむのが吉
- 次に仮想通貨Ringoの価値を作るのは君かもしれない…。
仮想通貨は言ってしまえばただのデータです。それに価値をつけるのはユーザーです。
リンゴ農家としてRingoを応援したいと思っているし、リンゴの普及にもつながらないかなぁと思っています。
コメントを残す